調剤併設型ドラッグストア勤務、ひよっこ薬剤師のメモ帳!

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<物理> 第101回薬剤師国家試験 必須 問1

 

 

こんにちは、ひよっこ薬剤師です。

 

 

実務実習で仲良くなった学生から、

過去問集の解説では周辺の知識がなく理解しにくいところがある、という相談を受けました。

 

そこで問題の解き方、一緒に覚えておくべき事柄をまとめてみようと思います!

 

 

目次

~ 第101回薬剤師国家試験 問1 ~

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薬剤師国家試験に向けて、暗記するべき事柄が大量に存在します。 

 

そのため、各物質の沸点を正確に覚えている余裕なんてありません!!

 

そこで、沸点とはどのように決まるのかを理解していれば、今後も似たような問題が出たときに正しい答えを選択することができることでしょう。

 

沸点は、一般的にファンデルワールス引力によって決まるため、分子量が大きくなるほど沸点が高くなります。

 

しかし、例外として第14~17族の元素の水素化物において、水素結合を形成する分子は水素結合の影響が大きくなります。

 

また、水素結合の強さは電気陰性度にも依存します。

 

今回の問題では電気陰性度が一番高いのはフッ素(F)で4.0、次いで酸素(O)で3.5です。

 

このことから、沸点が一番高いのはHFである、と導いてしまう人もいるかもしれません。

 

でもこれは間違いです!!!

 

ここで考えなくてはいけないのは、1分子あたりいくつの水素結合を生成するか、です。

 

HF    は1分子あたり1つの水素結合生成

H2O は1分子あたり2つの水素結合生成

 

よって、水素結合を多く生成することが可能なH2Oが正しい答えになります。

~ 補足 ~

電気陰性度は有機反応でδ-、δ+を考える際にも使える知識になります。

そこで自分は現役時、数個の元素の電気陰性度の大小関係は覚えておきました。

 

F > O > N = Cl > C > H

 

おおよその数字ですが、FからCまでは、0.5刻みで低くなります。

※最後のHだけは2.1です。

 

余裕があれば最低でもこの6つの大小関係を覚えてみてください。

 

 

~ まとめ ~

・沸点は分子量が大きくなるほど高くなる。

・第14~17族の元素の水素化物は上記の例外。

・電気陰性度の大きさを考慮する。

・水素結合の数が多いほど沸点も高くなる。