調剤併設型ドラッグストア勤務、ひよっこ薬剤師のメモ帳!

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<物理> 第101回薬剤師国家試験 必須 問3

 

 

こんにちは、ひよっこ薬剤師です。

 

 

実習に来ている学生から、

過去問集の解説では周辺の知識がなく理解しにくいところがある、という相談を受けました。

 

そこで問題の解き方、一緒に覚えておくべき事柄をまとめてみようと思います!

 

 

 

 

目次

~ 第101回薬剤師国家試験 問3 ~

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今回の問題は、

示量性状態関数と示強性状態関数の判別ができているか問われる問題です。

 

 

まず、状態関数とは、

系の状態が定まると一義的に定まる物理量を指します。

 

言い換えると状態関数は、系の状態のみで決まるものです。

 

 

もう一つ、経路関数というものがあります。

 

こちらは、対象とする系がある状態に至る経路に依存する物理量を指します。

 

こちらも言い換えると、系がその状態に至った経路に依存するものです。

 

 

 

~ 具体例 ~

状態関数には、

物質量に依存し、加成性がある示量性状態関数

物質量に依存せず、加成性がない示強性状態関数

の2つに分けられます。

 

 

加成性をわかりやすく言い換えると、足し算ができるもののことです。

 

 

体積や質量は、足し算することが可能です。

 

温度や濃度は、足し算しても必ずしもその数値になるとは限りません。

 

足し算ができないようなものが示強性状態関数に該当します。

 

 

ここでどのようなものが示量性状態関数、示強性状態関数に該当するのか、具体例をあげたいと思います。

 

示量性状態関数 : 体積、質量、内部エネルギー、エンタルピー、エントロピー、ギブスエネルギーなど...

 

示強性状態関数 : 温度、圧力、密度、濃度、モルエンタルピー、モルエントロピー、モルギブスエネルギー、化学ポテンシャルなど...

 

上記のものは最低限どちらに該当するか、しっかりと抑えておく必要がありますので見直しておきましょう!

 

※示強性状態関数は温度以外の圧力や密度、モルエンタルピーなどはそれぞれ単位が○/□となっております。

モルエンタルピーは、1molあたりのエンタルピー(J)のことなのでJ/molといった形をとります。

示量性ではエントロピーや化学ポテンシャルの単位が○/□の形をとるため、このような例外を抑えておくだけでも暗記が最小限になることでょう!

 

 

経路関数も何が該当するのか覚えることが必要です。

仕事の2つが経路関数に該当することも一緒に覚えておきましょう!

~ 答え ~

上記のことから、この問題の正当は3.です。

 

 

~ まとめ ~

・状態関数は、足し算ができるものとできないもので判別! 

・単位で判別してみるとわかりやすい!

・経路関数は、仕事と熱の2つ!